Mavic(マビック)について



Mavic(マビック)について

マヴィック(Mavic)といえば、サイクル用完組みホイール、リム、コンポーネント、サイクルコンピューター、ペダル、ウエア、フットウエアなどを製造するフランスのメーカーです。

Mavicのロゴマーク

この黄色地に黒のロゴマークは自転車好きなら一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

一番有名なのは、やはりホイールでしょうが、一時期はディレーラー(変速機)なども製造していたそうで、かなりの歴史と技術力を持ったブランドだということが伺えます。。


Mavic(マビック)の歴史 ※Wikipediaより



創業は1889年、フランスのリヨンである。
1934年にジュラルミン製の軽量リムを制作することに成功。1970年代からは航空力学に注目したホイールの研究を始める。1980年代に入るとMTB向けのリムの製作も手がけるようになる。

1979年よりコンポーネントの製作を開始し、1993年には有線電動式の変速機「ZMS」(ザップ・マビック・システム)を販売して話題を集めたが、ハンドル部に配置された小型の操作ボタンの操作ミスを主因とした誤作動が多発。
また、後部ディレーラーが横に大きく張り出した形状のため転倒すると確実に一回で壊れるという脆さもあり、厳しい使用条件下での信頼性を求めるプロ選手には不評で売り上げも伸び悩んだ。

1999年には人間工学に基づいたデザインのブレーキレバーや無線電動式の変速装置、サイクルコンピューター等も含めた総合コンポーネント「メカトロニック」(Mektronic)を発表したが、頻繁にシステムが停止することや電波の受信距離の制約上エアロフォームを取るトライアスロン用自転車への取り付けが不向きなどの問題もありシェアを確保するには至らず、現在ではブレーキなど一部の製品が残るのみとなっている。

多くの完組みホイール及びリムを製作しており、アマチュアからプロレーサーまで、高い評価を得ている。代表的な製品は完組みホイール「キシリウム」(Ksyrium)シリーズ、ロードレーサー用リム「オープンプロ」(Open Pro)など。

1973年からツール・ド・フランスを始めとする主だった自転車ロードレースにおいてニュートラルカーの提供を行っており、黄色地に黒で「MAVIC」のロゴが入った通称「マヴィックカー」は今やロードレースに欠かせない存在の一つとなっている。